大学院受験の専門予備校で小論文指導に25年以上携わっており、現在は大学で文章作成・表現法の講座を担当している筆者が小論文対策の秘訣を伝授。小論文試験における時事的問題の出題は、受験者の論理的思考力や教養度をチェックするための試験であり、対策には入念な準備が必要となります。本書は「理論編」と「実践編」からなり、「理論編」では小論文の出題形式や採点基準、勉強方法を詳しく紹介。「実践編」では、経営・経済、国際政治、ウクライナ問題、原子力発電、少子化社会、格差社会問題、日本国憲法改正問題、地球環境問題など、時事問題として出題される可能性の高いものを50弱のテーマを取り上げ、論文のポイントと模範文を記載しています。また、巻末には用語解説や間違いやすい漢字の一覧を掲載するなど資料も充実しています。