重度の自閉症と知的障害、そして多動症。言語能力は6歳くらい。
そんなGAKUは16歳のとき、突然絵を描きはじめ、世界が変わりだした。
自閉症「がっちゃん」が、アーティスト「GAKU」になるまでの、そしてこれからの物語。
*作品やアトリエの様子、コラボグッズ、幼少期の写真など、口絵16ページ付。
レスポートサック、ザボディショップ、ゴディバ、ダイアナ……
ほかにもさまざまなブランドとコラボ商品を展開する、アーティストGAKU。
その商品は国内だけではなく、世界中で展開されています。
個展は国内だけではなく、NYでも成功をおさめ、画集を作るためのクラウドファンディングでは、1,200万円を達成。
朝日新聞や神奈川新聞、テレ朝、TBS、フジテレビ等、メディアでも取り上げられることが多いGAKUは、いま注目のアーティストです。
毎日笑顔でいるGAKUも、ここにくるまで多くの内面的な葛藤を乗り越えてきました。
今でも、自閉症に伴う激しい衝動と日々対峙しています。
言葉を持たない彼が「絵」という武器を手に入れるまでは、とてつもなく長い長い道のりだったのです。