• 著者久坂部羊
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167920838
  • 発行2023年8月

善医の罪

脳外科医・白石ルネは、意識不明で運ばれてきた男性を、家族の同意のもと延命治療を中止、尊厳死に導く。しかし3年後、ルネを嫌う麻酔医が、ルネは積極的に安楽死させたと病院に告発。身に覚えのないルネだが、やがてマスコミも巻き込む大問題に発展、ルネは逮捕、起訴されるが……医療×法廷サスペンスの新たな傑作誕生!
【現役医師による傑作小説!】
映画『終の信託』周防正行監督 推薦!
「司法は医療を追い詰める。尊厳死、安楽死、
誰が『死』を決めるのか?」
実際の事件を題材にした
医師、患者、家族のリアルな苦悩と葛藤
臨終を巡る、医療現場と司法の大きな乖離――。
治療の見込みがなくなった後、
現代日本で穏やかな死を迎えることはできるのか?

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