16世紀、フィレンツェ共和国の書記官マキャヴェリが著した帝王学のバイブル『君主論』。群雄割拠の世に、秩序ある統一国家をもたらす「究極の権謀術数」を掲げたこの書は、その後「近代政治学の原点」としての地位を確立し、現代にまで読み継がれている。本書はその骨子を30ポイントにまとめて解説。リーダーの姿勢から国家の戦略まで、歴史の大きな智恵を学ぶ格好の入門書。