9都市7000人の生活史データから解析 社会の停滞、貧困・格差の要因に迫る いじめや不登校、孤立、無就業と貧困はどのように生みだされていくのか。膨大なデータからリスク要因を明らかにし、対策のための「強み要因」の効果を明らかにする。 東京大学大学院教授 山口慎太郎 氏推薦 本書は、これまでの社会調査で捉えにくかったホームレスやひきこもりがちな人々をも調査することができるCCS調査法を独自に開発。いじめ・不登校・孤独など世代間の変化を分析することで、どのようなリスクが貧困へ結びつくのか、それを防ぐ要因とは何かをデータに基づき総合的に明らかにする。