時代を反映する選りぬきのテキストに解説を付し、日本の近代思想を読みなおして捉えるためのアンソロジーの第2巻。近代日本の思想家たちは、外から見られたイメージとしての「日本」をいかに自己認識し、そこから自らの思想を展開していったのだろうか。日本観を開明主義・独自主義・普遍主義の三つの類型に分類し、いま、われわれが、「日本」を改めて考えるための拠り所を提供する。
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【シリーズの特長】
●日本の近代思想を15のテーマに分け、その新たな読みなおしを提案する。
●近代を反映する重要テキストを精選・収録し、第一線の研究者が解説を付す。
●危機の時代である現代において、時勢に流されることのない基礎的かつ確実な内容を提示する。