アイビーは、アンという女の子が子どもの頃にお気に入りだった人形です。長い間、箱にしまわれ忘れられていましたが、ある日、大人になったアンが司書として働く図書館に連れてこられました。そして本のように借りることができる図書館のぬいぐるみ「ブック・フレンド」の仲間になりました。しかし、アイビーはだれにも借りられたくないと思っていました。そんなとき、義理の家族と一緒に図書館を訪れていた女の子に出会って、アイビーの思いがけない大冒険が始まります。
子どもの揺れる気持ちや、悩みを乗り越える勇気を描くと同時に、ぬいぐるみたちも自分の居場所や価値を見つける物語。
挿絵が多く、漢字はすべてふりがなつきで、小学校低学年のお子様にも読みやすい、
絵本のつぎに読みたい1冊です。
〇ひとり読みの練習にも。
〇読み聞かせにも。
〇子どもの想像力を育む。
〇自己肯定感を高める。
目次:
第1章 アイビーと アン
第2章 図書館へ ようこそ
第3章 おもちゃの ものがたり
第4章 ファーン
第5章 アイビーと ムササ、なげられる
第6章 ともだちが いるから、ゆうかんに なれる
第7章 パラシュートのように
第8章 ファーンの 気もち
第9章 かしだされるのは、すてきなこと
第10章 アイビーの 日記ちょう