仕事と育児真っ最中のライター@NYによるがん治療体験ノンフィクション。命に係わる現実に直面しながら日常を明るく逞しく生きる。「あり得る」人生の一場面。
「がんは人生最低のギフト」
残酷な現実と明るい日常、誰にも「あり得る」人生を描くノンフィクション
ゲスでファックな病をめぐる人々の愛と友情
これは生死に関わる一大事がもたらす原動力の物語だ
――ブレイディみかこさん
「運」の一言では片付けられない
悲しさとしあわせの話
――幡野広志さん
仕事と子育て真っ最中の40代前半NY在住ライターが、ある日突然皮膚がんに。
ドラマチックなのに平凡で、決して闘いなどではない、治療の日々。胸が張り裂けそうな悲しみと、感謝の気持ちを同時に感じるがん患者のリアルな心の内。
病気という厳しい現実がありながらも、幼い子どもたちや家族、友人と明るく過ごし、決して悲観的にならないところに引き込まれる。背中を押されるノンフィクション。