第1部 潜在的核保有と戦後国家-生ける廃墟としての福島原発‐原爆からの系譜(原発との奇妙な出会い-一九五七年広島 原子力発電のテイクオフと軍事との新連結 ほか) 第2部 立体構造としての「日米同盟」(政権交代と日米安保構造の浮上-アメリカ・ヤマト・沖縄の三項関係として 政権交代が「維新」だったら、次は「条約改正」に進むべし ほか) 第3部 政権交代とは何であったか(壊れた国家制度の相続-政権交代と民主党政権の過渡的性格 安倍政権の自壊と戦後国家にとってのその意味) 第4部 対談・戦後国家と原発批判の論理をめぐって-武藤一羊・天野恵一(野田政権登場と民主党の位置 戦後国家の三原理というキーワード ほか)