• Author江國香織
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101339306
  • Publish Date2024年7月

ひとりでカラカサさしてゆく

大晦日の夜、ホテルに集った篠田完爾、重森勉、宮下知佐子の八十代三人。若い頃からの仲である彼らは、酒を片手に尽きない思い出話に耽り、それから、猟銃で命を絶った――。まさか、一体、なぜ。突拍子もない死を突き付けられた子や孫、友人たちの日常や記憶が交ざり合い、故人の生涯も浮かび上がっていく。人生に訪れる、いくつもの喪失と誇るべき終焉、そして前進を描く、胸に迫る物語。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • つばさものがたり
  • 二年半待て
  • 文・堺雅人
  • 65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと
  • Mist
  • 波乱 / 百万石の留守居役1
  • こどもホスピスの奇跡
  • 俺たちは神じゃない / 麻布中央病院外科
  • 公安狼
  • そうだったのか!日本現代史