道教・仏教・民間信仰が混ざりあい、地域による違いを保ったまま複雑に展開する中華圏の宗教。六朝時代から現代に至るまで信仰される、関帝・媽(ま)祖(そ)・八仙などの神々を時代やテーマ毎に紹介する。『西遊記』『封神演義』などの文芸にも影響を受けて変容する姿と特徴を解明。中国および日本の文化に影響を与えてきた実態をわかりやすく解説する。