第一版出版後、民事訴訟法の改正があり、最近では司法改革ということで、司法のあらゆる面で議論がなされ、多数の新立法が予定されています。裁判官の意識、裁判所の雰囲気も大きく変化しましたし、著者自身の実務や考え方もその影響を受け、少なからぬ進歩、発展があったように感じました。そこで、和解技術論第一版を改訂し、現在の実務や司法の状況にすこしでもあった改訂版を出すことになりました。