著者は元リクルートで採用広告の制作をしていた。独立後、インタビュアーとして3000人以上の成功者にインタビューした。
多くの上場会社の社長が取材で語った「この会社に入る予定ではなかった」という驚きの言葉。
「たまたま先輩がいた」「たまたま友達に説明会に誘われた」「たまたま面接官とウマが合った」
中には「第一志望に落ちたから仕方無く来た」という人もいる。
意外にも、エリートコースを歩んできたという社長はほとんどいなかった。
想定していなかった会社や仕事で成功した意味とは何か?
なぜ彼らはキャリアに成功したのか、なぜうまくいったのか。
彼らに共通していたのは「偶然の出会いを大切にした」ということだ。
しかし「偶然」は、待っているだけではやってこない。
外を歩き回っているうちに突然出くわすことが多い。
どうすれば「天職」に出会えるのか。本当の仕事選び、会社選びとは何なのか。
3000人の成功者は何を語ったのか。働くことの本質を探る。