一市民にすぎない「しろうと集団」の記者たちが、権力に対抗し、戦争や暴力の抑止力になるためにも、個々のジャーナリストの連帯が必要だ。個別利益優先の企業ジャーナリズムに、こうした連帯を求めることは困難だろうと、本多氏は言っているのだ。