特集:都道府県・政令市の人事交流調査㊦ 中途採用活発、年100人超える例も
本誌が実施した2024年「都道府県・政令市の人事交流調査」(7月1日時点)によると、この1年間に中途採用した職員の数は2489人(任期付き職員含む)で、前年同時期までの1年間に比べて217人(8.4%)増えた(東京都は24年4月1日時点と前年同時期を比較)。前年より中途採用者を増やした自治体は23都道県、14政令市に上った。増大する行政課題に対応するため、実務能力のある即戦力を中心に民間の知見を集めており、人手不足の解消も目指している。年間100人を超える中途採用者を集めている例や、他の自治体や国から実務経験者を確保する動きもある。