『TAOと導引 -人類の未来への役割-』は、道家学院 学長 早島妙聴が、 2010年~2012年の3年間に、中国で開催された学会にて発表し、大きな反響を得た 論文をまとめたものです。 日本語だけでなく、中国語と英語の翻訳も掲載の三カ国版です。
==論文内容詳細== 2010年 世界気功学会「現代こそ求められる人間の無為自然ー心と体の健康について」 2011年 上海道教学会「道教養生学の近代的な価値のについて」 2011年 湖南省国際道教フォーラム「『道』TAOの共生と、人類の未来への発展」 2012年 気功学会「導引、気功の人類の未来への役割」 =========
本文中に、哲学としての『老子』に対する言葉があります。
───理屈をこえた悟りの境地、絶対的な理解の感覚は それを読む人の肉体的な修練をなくしては、達することが非常に難しいのだと思 います。───
TAOの無為自然の生き方をするには、肉体が無為自然になってこそ、 はじめて本当の『無為自然』『老子』を感じると著者は語ります。
『TAOと導引 -人類の未来への役割-』は、論文ですから、決して簡単な言葉ばかりは 並びません。
ですが、じっくり読み進めていくことで、鮮やかな、わかりやすい表現にひき込まれ 『TAO』という、大きくて、とらえどころのないように感じていたものを、まるで手に取るように感じれるはずです。
『老子・TAO』と『気』の関係性、 なぜ現代に『TAO』を学ぶ必要があるのかが、はっきりと見える圧巻の全79ページ。