昭和二十九年、十八歳で「短歌研究」新人賞を受賞。二十一歳の時最初の作品集『われに五月を』を刊行。「天井桟敷」の設立ほか多分野に亘って人々を魅了した寺山修司の代表的作品群を新編集。詩、短歌、俳句、物語、散文詩の五章で構成し、未刊詩集、未刊歌集、絶筆、遺稿等を含め収録。「私という謎寺山修司エッセイ選」と対をなす決定版詩歌集。