「格差」「00年代」「この国のゆく道」「ライフスタイル」等をキーワードに、現在の社会や文化を語る論客40人を批評する。「この国のゆく道」の章は、内田樹、小熊英二、藤原帰一ら、「格差社会」の章は、金子勝、斎藤貴男ら、「00年代カルチャー」の章は、菊地成孔、山下裕二らについて語る。文庫版では湯浅誠、雨宮処凛、赤木智弘、宇野常寛、前田塁、安藤礼二、岡田暁生ら7人について書き下ろした。