江戸中期、大阪の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻55〜62の本まで、山・水・火、鉱砿物と中国地誌の一部(北京・南京・山東・山西)を収録。