なぜ今、自然科学における「知的風土」なのか 第1部 十八世紀以降ドイツ語圏の「自然観」の推移(啓蒙時代の自然観 十九世紀教養市民層の自然観とさすらい(Wanderung) 自然科学の発達と科学者の自然観 モラビアの知的風土と遺伝学の誕生 ほか) 第2部 カイザー・ウィルヘルム協会(研究所群、および戦後のマックス・プランク研究所)の生物学者たちとその足跡-ケース・スタディとして(エルヴィン・バウァ(Ervin Baur)(1875‐1933) ハンス・シュトゥッベ(Hans Stubbe)(1902‐1989) ゲオルク・メルヒャース(Georg Melchers)(1906‐1997) 政治に翻弄された研究者たち(第二部のまとめとして)) テクノサイエンス時代の「知的風土」とは-人は自然科学とどう向かい合うのか