情報化社会では、正確なわかりやすい文章を書く能力が要求される。しかし、正確に事実を伝える文章を書く練習はこれまでおろそかにされてきたのではないか。ある絵を見て、その絵がどのような絵であるかを伝えるという課題を小中学生が行ったところ、絵のもつ情報量の三割程度しか伝えられなかっという結果がある。経験やカンに頼るのではなく、目標を明確にした系統だった練習によって文章力を身につけるための方法を説く本。