神が言語を与えたのか、人間が言語を作ったのか。存在すらしないはずの「生成の瞬間」を求めて無数の者たちが展開した言説の流れを追い、ヨーロッパ思想史の特異性をあぶりだす。〈受賞情報〉サントリー学芸賞芸術・文学部門(第36回)