無気味な響きをもつ=野村総合研究所。研究調査の対象は、親会社である野村證券にまつわる証券業界のことばかりではない。都市づくりから軍事、さらには生命科学の分野まで及び、わが国政府はもとより海外にまで調査網は張りめぐらされているという。約660名で年商130億円の売上高を示す日本一のシンクタンクはいったい何をめざしているのか。中川社長との一問一答をもとに知られざるベールを剥ぐ。