東京電力福島第一原発事故の影響を軽視する政府は、子どもたちの健康を守るための対策もないがしろにしている。こうした国の無責任を前に、日々、子どもに接する保健室の養護教諭や地域の住民、自治体などによる独自の活動が広がり始めている。チェルノブイリや過去の公害事件の教訓に学びながら、私たち一人ひとりにできることは何かを考える。