一人ひとりの児童生徒がもつ違い(多様性:たとえば学習進度や興味関心の違い等)を大切にしながら,彼らの学びの可能性を信じてベストを尽くしたい!という教師の思いに,理論と実践の両面からしっかりと向き合う。個々のニーズに応じる質の高いカリキュラムや多様な学び方・教え方のデザイン等,具体的な提案が満載。
◆主な目次 第1章 一人ひとりをいかす教室とは? 第2章 一人ひとりをいかす授業を実践するための八つの原則 第3章 学校でのやり方と,そもそも誰のためにしているのかを再考する 第4章 一人ひとりをいかす教育を支援する学習環境 第5章 よいカリキュラムは一人ひとりをいかす授業の基本 第6章 一人ひとりをいかすクラスづくりをする教師たち 第7章 一人ひとりをいかす多様な教え方 第8章 一人ひとりをいかすもっと多様な教え方 第9章 一人ひとりをいかす授業を可能にするクラスづくり 第10章 一人ひとりをいかす教室づくりの促進者としてのリーダーたち