オランダの港町アムステルダムに1匹のネズミがやってきた。名前はピープ。ロイドホテルにすみついたピープ一家はときをこえて生きるネズミになった……。さあ、100年前から物語を始めよう。ロイドホテルの歴史は、私たち人間の生の縮図のようである。その「まなざし」は、未来につながる。「未来への記憶」シリーズ第2弾。