ソローヒルと名付けた房総半島の丘陵地で、オーガニック・ライフを実践するエッセイストと写真家夫妻は人生の秋季に「終の住処」作りに着手した。自然との調和を考え、自然エネルギーを利用し、井戸を掘り、道を均し、資金を拠出。建築現場で起こる予期せぬ難題を工務店と解決しつつ、日夜壁塗りやタイル張りに汗を流した2年に亘る「癒しの場」誕生の生活記録。