• Author曽野綾子
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062208161
  • Publish Date2017年10月

夫の後始末

夫・三浦朱門はある日、崩れるように倒れた。私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。その時から、覚悟を決めたのである――。作家・曽野綾子が80代なかばにして直面した、90歳になる夫の在宅介護。「介護とは」「看取りとは」そして「老いとは何か」を自問自答する日々が始まった。すべての日本人に知ってほしい、夫婦の愛のかたち。
夫・三浦朱門はある日、崩れるように倒れた。短い検査入院の間に、私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。その時から、一応覚悟を決めたのである。夫にはできれば死ぬまで自宅で普通の暮らしをしてもらう。そのために私が介護人になる――。
作家・曽野綾子が80代なかばにして直面した、90歳になる夫の在宅介護。工夫と試行錯誤を重ねながら、「介護とは」「看取りとは」そして「老いとは何か」を自問自答する日々が始まった。
家族の介護をしている人も、これからするかもしれない人も、超高齢社会を迎えるすべての日本人に知ってほしい「夫婦の愛のかたち」がここにある。
2017年2月の三浦氏逝去を越えて続いた、「週刊現代」大人気連載が待望の単行本化。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • あかね空
  • かんじき飛脚
  • 八つ花ごよみ
  • 老いの福袋 / あっぱれ!ころばぬ先の知恵88
  • 銀しゃり
  • 老~い、どん! / あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる
  • 瞑想 : 金井メソッド
  • 続夫の後始末 / 今も一つ屋根の下で
  • 牡丹酒 / 深川黄表紙掛取り帖2
  • 海鳴り 上