本書は、三歳の幼児から大学生までの子どもを対象に、親がお金のあつかいかたの基本を教えられるようにできています。「負債」「抵当」などといった専門用語も、銀行口座の開設のしかたも、株の買いかたも説明します。おこづかいのあげかた、予算の立てかた、たすけあいの寄付についても教えます。そして、なににもましてこの本は、親が子どもたちに、お金では買えないすばらしい贈り物-「自助自立の心」をプレゼントする助けとなります。アメリカと日本の生活習慣のちがいなどを考慮して、一部、原作を日本向けに意訳し、さらに書き加えたり、注を付けたりして、より日本の現状に適した、わかりやすい内容にしました。