Ⅰ 「殺すな」の思想――震災と戦争・二つの「難死」体験をつなぐ―― 1 「生きていてよかった」 2 殺されることと殺すこと 3 戦争における「難死」 4 侵略の歴史をとらえる 5 配給された民主主義と日本独自の民主主義 6 平和と「殺すな」の道へ
Ⅱ 「共生」社会をもとめて――人間と人間、「われ」と「われ」をつなぐ―― 1 天災か人災か 2 政治と経済がゆがんでいる 3 「共生」とは 4 異質の価値の共生 5 「ルツボ」より「サラダ」 6 質的なちがいにかかわっての「昔話」 7 「私の髪の毛は黒い」 8 いつわりの「共生」としての差別 9 制度と空気 10 新しい共生社会へ
あとがき