プロローグ-誰もが「少女」である時代 -「少女」はいかにして誕生したか -消費社会を呑み込む「かわいいカルチャー」 -「精霊」たちを迎える場所 -束の間の「無縁の場」 -母親像の少女化が生んだ「母子枢軸」 -日常に滲み出した「叙情画の世界」 -ケガレをきらう都市の「巫女」たち -「霊界」からのメッセージ -「無垢な、かわいい」私たち -「飛べない少女」と「空を飛ぶ神々」 と-手さぐりの「通過儀礼」 エピローグ-「少女」はわれわれをどこへ連れていくのか