突然赤ん坊を授かった文学教師は欣喜雀躍。だが文学などはねのける幼児のエネルギーにはたじたじ。子育ての苦労を笑いのめし、赤ちゃんと触れあう甘美な経験を悦楽にみちた文章で綴る傑作エッセイ。〈受賞情報〉講談社エッセイ賞(第22回)