知識人は、怒れる若者に希望を語れるか。サブカルチャーは人を救えるか。言葉は無力か。僕らはどんな時代を生きているのか。「わかりあう」つもりのない二人が、国家論、表現論まで、徹底的に論じあう。【目次】第1章──消費の変容第2章──言論の変容第3章──おたく/オタクは公的になれるか終章──秋葉原事件のあとで