MBAという存在が、ビジネスのプロとなるためにいったい何を学び、それを実際のビジネスの場でいかに実践しているのかということを紹介する。第1部では、ビジネススクールという存在がどのようなものかということを、その歴史的背景、授業内容、教育内容から説き起こし、今、日本の企業が直面している困難に対処していく上で、MBAという存在、あるいはMBA的発想が極めて重要になってきているという事実を紹介。第2部では、ある架空の会社の新規プロジェクトのケースを通して、実際のビジネスのさまざまな局面において、ビジネススクールの教える知識やMBA的な考え方がどのように応用されるのかを紹介する。