• Author幸田文
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062630276
  • Publish Date1995年8月

台所のおと

女はそれぞれ音をもってるけど、いいか、角だつな。さわやかでおとなしいのがおまえの音だ。料理人の佐吉は病床で聞く妻の庖丁の音が微妙に変ったことに気付く…音に絡み合う女と男の心の綾を小気味よく描く表題作。他「雪もち」「食欲」「祝辞」など十編。五感を鋭く研ぎ澄ませた感性が紡ぎ出す幸田文の世界。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 星を編む
  • 土を喰ふ日々 / わが精進十二ケ月
  • くもをさがす
  • いい子のあくび
  • ごはんのことばかり100話とちょっと
  • 汝、星のごとく
  • やさしさを抱きしめて
  • モロッコ流謫
  • チョコレートコスモス
  • 夜のピクニック