ヨーロッパ近代が生んだ遠近法と中心がたえず移動する日本特有の空間。視線の差異の発見と再発見、野性空間・田園・都市における風景観念の比較を通して、主体-客体2元論たる近代景観論の解体を論じ、ポスト・モダンの風景=を予見する。