近くの書店で在庫を調べる
  • 著者幸田文
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101116037
  • 発行2015年2月

おとうと 改版

高名な作家で、自分の仕事に没頭している父、悪意はないが冷たい継母、夫婦仲もよくはなく、経済状態もよくない。そんな家庭の中で十七歳のげんは三つ違いの弟に、母親のようないたわりをしめしているが、弟はまもなくくずれた毎日をおくるようになり、結核にかかってしまう。事実をふまえて、不良少年とよばれ若くして亡くなった弟への深い愛惜の情をこめた看病と終焉の記録。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 陰日向に咲く
  • れんげ荘
  • 号泣する準備はできていた
  • すぐ死ぬんだから
  • 触れもせで / 向田邦子との二十年
  • 愛しすぎなくてよかった
  • 冬のソナタ 上
  • カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?
  • 希望荘
  • あ・うん 新装版