欧米で注目を浴びる新たな金融社会論(Social Studies of Finance)の研究を体系化した一冊。金融市場(LIBORやデリバティブ及び裁定取引など)・企業会計・排出量取引を社会学的視点から考察し、市場の抽象的側面だけでなく、物的な側面にも焦点を当てて分析することの重要性を鋭く指摘。