本書は、自由主義のルーツたる社会契約の思想から出発し、社会進化論、さらに自由主義とファシズムの激闘を、ホッブスやシュミットらの思想をたどりながらダイナミックに論じる。西欧の政治・社会思想から戦後日本の歴史までをも論及した必携の力作。