• Author鷲田清一
  • PublisherPHP研究所
  • ISBN9784569603094
  • Publish Date1998年11月

悲鳴をあげる身体

ピアシング、拒食・過食、あるいは性。本来なら、ひとを癒し快くする行為が、身体への攻撃として現象している今。わたしたちは、なにか身体に深く浸透しているはずの「智恵」と「想像力」を失いつつあるのではないか。医療システムを通してしか関与できない非人称の身体と、フィットネスなどによって完璧に支配されるプライヴェイトな身体。引き裂かれた身体の状況をさまざまな角度から論じながら、他者との関わりにおいてこそはじめて存在する「身体」の本質について考える。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 滝田ゆう落語劇場
  • おいしい人間
  • 注文の多い美術館 / 美術探偵・神永美有
  • 日本的中国的
  • 私の嫌いな10の言葉
  • 富士には月見草 / 太宰治100の名言・名場面
  • 鎮守の森
  • よき時を思う
  • 蔭の棲みか
  • 続ざんねんないきもの事典 / おもしろい!進化のふしぎ