園芸や庭木の手入れで、一般人にとってもっとも悩ましいのが、樹木の「剪定」です。
植木屋さんに依頼するとそれなりに費用が発生します。といって放置すると美観を損ねたり、近隣の迷惑になります。そこで、自分で手入れをすることになるのですが、いざハサミをもって樹木の前にたっても、いったいどこで切ったらよいのかわからない……。剪定の本などを頼りにチャレンジしても、剪定の本には「なぜ」切るのかがあまり書かれていません。原理が分かっていないと、本をみても、いつも同じ失敗をしてしまいます。ひどいときには、本来花が咲くはずの木に花が咲かなかったり、枯れてしまったりすることもあります。
そこで、剪定の原理を基本的なQ&Aとイラストや写真で解説します。
剪定のちょっとしたコツを知っていると、毎年きちんと花が咲かせられ、樹木を健全にし、樹木の大きさや花つきまでコントロールできるようになります。
●どこで切る? 剪定クイズ 付き