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  • Author種村大基/著
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062820660
  • Publish Date2007年0月

監査難民

2007年7月、日本監査界の巨人が姿を消した。みすず監査法人-かつて中央青山監査法人として、四大監査法人の一角を占めてきた名門である。カネボウ粉飾決算事件で所属会計士が逮捕され、監査への「疑いの眼」を生じさせた"張本人"が自主解散へと追い込まれる過程には、外資の策略、獅子身中の虫による内乱、金融庁との壮絶な攻防など、凄まじい闘いが存在した。名門監査法人はなぜ、自ら組織を解体せざるを得なかったのか。その死が開いた"パンドラの箱"には何が入っているのか。JALに代表される、"厳しい監査"は今後、企業にどのような影響を与えていくのか-。

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