あたしは都の名門貴族の娘・瑠璃姫、十七歳。幼なじみの高彬と婚約したものの、いろんな邪魔が入って、なかなか結婚できないまま。おまけに、あたしが巻き込まれた陰謀事件を一緒に解決した「鷹男の東宮」が新しい帝になり、どういうわけか、あたしにちょっかい出してくる。帝に気をつかって、高彬は煮え切らないし、どうすればいいの!?そんな矢先、またまた大きな事件が…!!