音読と視写のシンプル授業がわかる1冊!
子どもが授業に集中せず、すぐざわざわする。説明した後、すぐに何をするのか聞いてくる。作文が、ノートに1,2行しか書けない。やる気がなく、指導するほうがイライラしてしまう。音読のときも、発言のときも、声が小さい。子どもに言葉の力がついたかどうか不安、などなど。
このような日々の授業に悩みを持つ教師たちに、「シンプル授業」を提案する教育技術ムックです。
活動中心の授業、子どものやる気が出る、子ども同士が仲良くなる、わかりやすい授業、子どもに自信が生まれる、授業に全員が参加できる、など明日からの授業が変わります。
「シンプル授業」とは、著者の北村直也元校長が名付けた、段落分け、場面分け、2週間前音読、作品全体のテーマと中心場面を考える、場面ごとの授業づくり、そして、丁寧な視写、全体交流やマトメ作文などを通じて、子どもに語い力、文法力、読み取る力、書く力、話す力・聞く力がつく授業方法です。
音読の11か条、視写の9か条、音読の基本、視写の基本など、イラスト図解で紹介するので、授業の基本姿勢がわかります。
具体的な教材『たんぽぽのちえ』『3年とうげ』『一つの花』を例に、板書、教師発問・指示、そして、コラムなどで、授業実践の進め方を、丁寧に解説しています。どのような板書をすればよいのか、どのような発問が効果的なのかわかります。
本書は、若い教師の音読、視写の基本を身につけるのに最適です。
【編集担当からのおすすめ情報】
国語の授業で、とくに、文学教材の授業指導に悩まれている先生に、板書の視写と音読の基本の授業がわかる構成です。