▼第18話/無償のご奉仕▼第19話/決戦は日曜日▼第20話/覆面記者は笑わない▼第21話/白い恋人▼第22話/蛙の語源▼第23話/無意識の墓参▼第24話/人生の定量●主な登場人物/伊賀観(いが・かん。フランス料理店でのサービス経験3年を買われ「ロワン・ディシー」にスカウトされた。営業スマイルができない)、黒須仮名子(「ロワン・ディシー」の勢いだけいいオーナー。本業は三流ミステリ作家)、堤計太郎(店長。以前は牛丼屋の店長を5年。フレンチ経験なし)、山懸重臣(ソムリエ。定年退職した元銀行役員。フレンチ経験なし)、川合太一(コミドラン。元美容師。フレンチどころか、食事に関連する店での勤務経験一切なし)、小澤(シェフ。三つ星レストランに勤めていた一流料理人。勤めた店が次々と潰れてきた悪運の持ち主)●あらすじ/お客様の喜ぶことには、何にでもお応えしたい! 他のお客様に迷惑がかからない限り、お客様を満足させたい! …レストランの重大な要素、ホスピタリティ。「ロワン・ディシー」のスタッフたちも例外ではなく、オーナーの横ヤリにもめげず、お客様の要望を次々と満たしてゆく。だが、次第に限界が見え始めて…?(第1話)●本巻の特徴/売上げは低空飛行ながら、順調に営業を続ける「ロワン・ディシー」。レストランの本質に迫った(!?)上記「無償のご奉仕」のほか、重力が弱~くなる脱力系の全7話収録。