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  • Author鎌谷悠希
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091897404
  • Publish Date2017年11月

しまなみ誰そ彼 3

理解し合えないまま、それでも共に生きる。
夏祭りの苦い思い出を拭えぬまま迎えた新学期。
たすくは、想いを寄せる椿から文化祭の課題を
一緒にこなそうと誘われ、戸惑いながらも足を運ぶ。
しかし、すでに顔見知りである「談話室」のメンバーを
揶揄する椿の姿に、たすくは困惑と悲しみを抱えることに。
一方、「談話室」メンバーの内海の元に、かつての
部活仲間の小山が現れた。
小山は善意から、内海が今「男性として生きている」
ことを、部のOG達に知らしめようとするが…?

尾道を舞台に鎌谷悠希が描く
性と生と青春の物語、第3集。

【編集担当からのおすすめ情報】
この第3集ではカムアウト(性的指向や性自認などの表明)と
アウティング(同意を得ない形での、他者の性的指向や性自認
などの暴露)、そして「善意」についてのエピソードとなっています。
「よかれと思って」「あなたのために」「何も恥じ入ることはない」
といった言葉とともに示される、善意。
それは時として、人をひどく傷つけます。
そんな善意を目の前に提示された内海さんは、
いったいどんな思いを胸に秘めているのか。
ぜひ、皆様の目で確かめていただきたいです。

掲載誌・スピリッツ増刊「ヒバナ」の刊行停止に伴い、
本連載は2017年11月現在、小学館のマンガアプリ
「マンガワン」へと籍を移して継続中です。
そちらもぜひご覧ください。

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