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  • 著者新井隆広 大内進
  • 出版社小学館
  • ISBN9784092700307
  • 発行2016年8月

ルイ・ブライユ / 点字を発明した19世紀のフランス人

点字の発明者ブライユの一生が分かる決定版
1809年、フランスのパリ郊外で生まれたルイ・ブライユは、3歳の時、事故によって失明してしまいます。10歳の時、パリの盲学校に入学します。当時は、目の見えない人が読み書きできる文字はありませんでした。本を読みたくても誰かに読んでもらわなければならず、手紙を書くことすら出来なかったのです。
優秀で勉強熱心だったブライユは、研究に研究を重ね、16歳の時に現代でも世界中で使われている6点点字を発明します。目の見えない人が自分たちの文字を手に入れた、画期的な発明でした。
ピアニストでもあったブライユはその後、盲学校の教師としてさらに研究を進め、点字の楽譜や、目に見える人と見えない人が互いにコミュニケーションを取れる文字の開発にも取り組みました。
身体の弱かったブライユは若干43歳で亡くなりますが、彼の発明した点字は世界中に広まることになりました。今では140か国以上の国々で使用されています。
本書では、ブライユのドラマチックな生涯を描きながら、豊富な写真と解説記事によって、ルイ・ブライユという偉人を多角的・立体的に紹介します。
また、小学校4年生の国語の授業での「調べ学習」にも、最適の内容になっています。

【編集担当からのおすすめ情報】
まんがは『ダレンシャン』『ARAGO』『レ・ミゼラブル』の超実力派作家・新井隆広氏。ストーリー協力は全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館准教授)。監修は視覚障害者研究界の重鎮・大内進氏(元国立特別支援総合研究所上席統括研究員)。最高の布陣でルイ・ブライユを描く、ブライユ伝記の決定版です。また、カバーには本物の点字と触図(触って分かる絵)の浮き出し加工をほどこしました。「読んで」「触って」「楽しめる」伝記が誕生しました。

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