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  • Author住井すゑ/著
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784103111115
  • Publish Date1964年0月

橋のない川 第4部

入隊後シベリア出兵に加わり、生死の気づかわれる誠太郎。新たな道を求めて、ふるさとを再び離れる秀昭。"小森"に踏みとどまる孝二。そして、大阪で働く清一と、難波の遊廓に身を落したしげみの上におこる思いがけぬ事件…。時代の大きなうねりの中で、「部落」と「差別」を自らの手で打ち砕こうと、秀昭、隣村の和一を先頭に、孝二、貞夫らの青年たちが、新たな運動を開始する。その気運はやがて全国律々浦々へと広がっていった。全国水平社結成-屈辱にまみれ、虐げられてきた人々が、真の自由、平等、正義を求めて、雄々しく歩きはじめた。

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