「おおっ、こりゃやべえ!」 キテレツなものを見る喜び――。歌舞伎という古くて新しいエンターテインメントを心底たのしむには、入門書でのお勉強だけじゃ足りません。意味より「かたち」、大〓にこそ宿るリアル――「演劇鑑賞」ならぬ「芝居見物」の勘どころさえおさえれば、時代をこえた気持ちよさが味わえる! 江戸から遠く離れた現代人のための、目からウロコの歌舞伎の見方。