公と私を媒介する中間集団は、公共性を考える上で、重要な論点をなす。従来の中間集団である家族、町内会、コミュニティ、そして新しいそれとしてのボランティア組織、NPO、NGO。本巻は、新旧の中間集団の双方から新たな公共性を開く可能性を探り出す。